
きれいな歯並びは歯を長持ちさせるためにもとても重要です。歯並びが悪いと、いくら頑張って歯を磨いても磨き残しが残ってしまい、虫歯や歯周病の原因となります。さらに、噛み合わせが悪いと顎関節症や、顔面のゆがみなどが引き起こされることもあります。歯並びがいいと笑顔に自信がもてます。
矯正歯科治療について
悪い歯ならびや噛み合わせを、きちんと噛み合うようにして、きれいな歯ならびにする歯科治療です。しかし、きれいな歯ならびにするために、歯を削って「差し歯」にすることは、基本的にはありません。矯正装置を通じて、歯やアゴの骨に力をかけてゆっくりと動かして、歯ならびと噛み合わせを治していきます。歯がふぞろいだったり、上下のアゴの歯ならびがお互いにちゃんと噛み合わない状態を、専門的には「不正咬合」といいます。
この不正咬合をそのままにしておくと下記のような問題がでてきます。
食べ物がよく噛めない
口臭の原因になる
歯槽膿漏になりやすい
アゴの関節に負担をかける
矯正歯科が必要な「不正咬合」
- 出っ歯(上顎前突)
- 受け口(反対咬合)
- 八重歯・乱ぐい歯(叢生)
- 開咬
- 手術が必要な顎変形症